利食いは「200日移動平均線を目安に」
個人的にいつも使っている手法です。
参考までに。

チャートをカスタムしない
まず、利食いタイミングを掴むためには準備が必要です。
チャート上には50日移動平均線と200日移動平均線のみ表示してください。
トレードに夢中になると、あれこれチャートをカスタムしたくなりますが、
チャートを触り過ぎるのは基本的にNG。
ボリンジャーバンドやRSI、他にも魅力的なテクニカル指標が沢山ありますけど、
✔ FX短期トレードの原則は「シンプル・イズ・ベスト」です。
この「シンプル・イズ・ベスト」から乖離してしまうと、
無駄に疲れが溜まりますので注意。
チャートに慣れる<長期足を分析>
常に日足以上でチャートの方向性を確認しておいてください。
ドル円チャートで解説します。
まずは、ドル円週足に注目。

ドル円【週足】 青50日移動平均線・赤200日移動平均線
全体で見ると微妙に底値が切り下がり、下髭後の調整ですね。
次に、ドル円の日足。

ドル円【日足】 青50日移動平均線・赤200日移動平均線
直近のローソク足を見ると底値が切り上がりが発生してます。
最後に1時間足。

ドル円【1時間足】 青50日移動平均線・赤200日移動平均線
全体的の底値切り上がりが発生です。
✔ 【週足】 ⇨ 【日足】 ⇨ 【1時間足】という感じで、長期足からチャートを分析する癖を付けてください。
エントリータイミングに関しては過去記事で解説しています。【中級】FX短期トレード手法<成功率が高い逆張りを解説>
少々難易度が高いですが、
チャートに慣れてしまえば簡単に使える手法なので、是非試してみてください。
【重要】利食いのタイミング
利食いは引っ張れるだけ引っ張るのが王道。
トレンド崩れが発生するまで、利食いは我慢。
週、日足、1時間足のトレンドが崩れを確認後、200日移動平均線にタッチで利食いです。
5分足のチャートで確認しながら利食いするのが好ましいですね。

ドル円【5分足】 青50日移動平均線・赤200日移動平均線
チャートを見る限りでは利食いポイントが3つありますが、どこで利食いしてもオッケーです。
200日移動平均線は、米国の機関投資家が一番よく見ているテクニカル指標でもあるので、売買の指標としてはかなり優秀。
因みに、
私がトレードする時は、初めの赤枠内で利食いします。
理由は、「基本的に未来の値動きは誰にも予測出来ないから」です。
✔ 値動きの予想は出来るが、値動きの予測は出来ない。
短期トレードを長く続けると、
「矛盾し放題のチャートに見える」という感じでスランプに落ちることがあります。
スランプに落ちた時の対処法としては、
「自分が機関投資家だったら、どうするか。」
相場というのは買い注文、売り注文によって作られています。
さらに、
小口注文から大口注文など、取引の差異が存在しています。
結論を言うと、
✔ 機関投資家より半歩前に売買するだけで利益が得られる。
まとめ
今回のポイントは3つです。
✔ チャートはカスタムせずにシンプルに
✔ 利食いは最後まで我慢(伸ばせるだけ伸ばす)
✔ 機関投資家より半歩前の売買
FX短期トレードの技術というのは、言語化が難しいんですよね。
強いて言うなら、「教科書に忠実に。」
過去記事と合わせて読んでいただけると、何となく伝わるかと思います。
松原真司
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