全力の一発手法を解説します。
参考までに。

失った資金の10倍を用意
基本的に、一度失った資金を取り戻すには、
失った額の10倍の資金を用意することで取り戻しが可能となります。
簡単にいうと、
資金を10倍に増やすより資金を10%増やすのが現実的ということ。
これには複雑な計算式があるのですが、
とりあえずFX初心者の方は気にせず
「失った額の10倍の資金があれば取り戻すことができる」
という簡単な認識で良いと思います。
例えば、
✔ 千円失ったら取り戻すのに1万円
✔ 1万円失ったら取り戻すのに10万円
✔ 10万円失ったら取り戻すのに100万円
✔ 100万円失ったら取り戻すのに1000万円
という感じです。
頭に入れておきましょう。
10倍の資金を用意できない場合

「資金を取り戻したい」時というのは
「10倍の資金を用意できない」のが現実。
そういう時に役立つ思考となるのが、ギャンブル思考。
いつも過去記事ではギャンブル思考はダメ的な感じで伝えていますが、
どうしても10倍の資金を用意できないという状況であれば、ギャンブルするのも正解です。
ギャンブルといっても運否天賦ではダメで、
勝つ為の戦略に従った方法でギャンブルすること。
例えば、
ドル円の買いトレンド発生→全力買い
ドル円の売りトレンド発生→全力売り
という感じに全力が大事です。
追証が無い海外FXなら、
中途半端に損切りせずに一発でいきましょう。
兎に角、資金が少ないのであれば全力で一発で仕留める必要があります。
中途半端では不発に終わり、せっかくのチャンスだったにもかかわらず、
リターンが小さくなってしまえば元の資金までギャンブルする回数が増えてしまい戻すのは難儀となります。
一見リスクが高いギャンブルのように感じるかと思われますが、
こうした全力手法は少ない資金で取り戻すことを意識した場合、数学的に正しくなります。
「全力の一発手法」覚えておいてください。
FX以外でも使える

「全力の一発手法」はFX以外にも使えます。
例えば、小売業。
過剰在庫により運転資金が圧迫された時、残りの運転資金で確実に売れると分析した利益率の高い商品一種類のみを全力で仕入れる。一見危なそうですが、実は意外と成功することが多いです。
FXをやっていると一度は耳にしたことはあると思いますが
「プロスペクト理論」も合わせて分析すると成功率は上がります。
プロスペクト理論(プロスペクトりろん、英: Prospect theory)は、不確実性下における意思決定モデルの一つ。選択の結果得られる利益もしくは被る損害および、それら確率が既知の状況下において、人がどのような選択をするか記述するモデルである。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
行動経済学における代表的な成果としてよく知られている。 期待効用仮説に対して、心理学に基づく現実的な理論として、1979年にダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーによって展開された。 カーネマンは2002年、ノーベル経済学賞を受賞している。
プロスペクト理論に基づくと、
「人はその時の正しい行動をするよりも、損失を回避するための行動をとりやすい」
まとめ
10倍資金を用意せず失った額を取り戻す方法▽
- 全力の一発手法を使う
- プロスペクト理論を理解する
資金が1/10の場合も正しい思考があれば戻せる可能性はゼロではありません。
過去に実証済みです。
松原真司
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