FXブローカーもビジネスです。
破綻リスクが低いところを選びましょう。
参考までに。

FXブローカー業というビジネスについて
FXブローカー業はビジネス。失敗もある。
ビジネスというのはキャッシュフローが上手くいかなければ継続は出来ません。
継続が出来なければ、顧客への出金対応は不可能となる。
個人トレーダーが認識しなければならないのは、
「FXブローカーは人間が運営しているビジネス。」
という認識。
AIなどに頼った運営方法も存在していますが、今のところ重要な部分は人の判断が必要。
つまり、
どんなに信用のあるブローカーでも人間が運営しているビジネスである以上、破綻する可能性が常にあるということ。
FX口座への入金は分散する・金融ライセンスの確認
FX口座へ入金する際は資産の10分の1が好ましいという内容を、以前少し触れています。【超初心者向け】FXでまじめに稼ぐ方法【まず種銭5万円を用意】
合わせて読んでほしいのですが、
結論をいうと、
「一つのブローカーに執着せず、使うブローカーは複数用意しておくのが良いです。」
そうすることにより、資産のリスクヘッジになります。
ここで一つ注意点。
資産に余裕があっても、海外FXに入金するトータル金額は最大で500万円までにしておきましょう。理由は、各ブローカーによる「信託保全」が500万円以下であることが多いからです。
信託保全というのは、
「金融規制当局と連携して政府の機関が万が一の場合に投資家の資産を保証する制度」
ブローカーが投資家の資産を管理する方法は「分別管理」と「分別しない管理」があります。
基本的には「分別管理」
分別管理を大きく分けると3つ。
① 信託保全口座で保管
② 他の金融機関口座で保管
③ 社内で保管
この中で一番安全なのが、信託保全口座で保管。
キプロス証券取引委員会、英国金融行為監督機構(FCA)から金融ライセンスを取得することで信託保全口座で保管することが可能となります。
キプロスのライセンスであれば最大2万ユーロ(約250万円)、英国のライセンスであれば最大5万ポンド(約650万円)までの資金が保証され返金されます。
例えば、
海外FXブローカーのXMはキプロスのライセンスなのでXMが万が一破綻しても最大2万ユーロ(250万円)が投資家に保証され返金されるということです。
因みに、
「②他の金融機関口座で保管・③社内で保管」については、
FXブローカーが破綻した場合、顧客資金が差し押さえられる可能性があります。
特に「社内で保管」で分別管理しているブローカーはリスク大。
いつ資産を持ち逃げされてもおかしくないので要注意。
出金トラブルがあるブローカーは避ける
海外FXに関しては出金トラブルが発生した時点で、そのブローカーを使うのは即刻辞めたほうがいいです。【悲報】Atlas Forexは出金不可<出金申請から4ヶ月経過>
▽良いFXブローカーと、悪いFXブローカーを見極めるコツとしては以下の通り。
信用のある海外FXブローカーは、
「出金トラブルを起こさないように、常に細心の注意を払っている。」
信用の無い海外FXブローカーは、
「出金トラブルを起こさないように、常に細心の注意を払っていない。」
ということになります。
単純ですね。
サーバー問題によるレート飛びが頻繁に発生するブローカーは気になりますが、
基本的には、
「出金トラブルが起きていないか」
で判断しましょう。
まとめ
✔ FXブローカーの破綻リスクを常に意識
✔ 入金は複数のブローカーに分散する
✔ 出金トラブルがあるブローカーは避ける
松原真司
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