米雇用統計には注意。これがFXを嫌いになる原因となります。
初心者の方は金曜のトレードは控えましょう。
金曜は重要指標が多い

金曜は重要な経済指標が多いです。
FXに慣れている人なら指標発表を材料にトレードするのも問題ありませんが、まだFXを始めたばかりという初心者の方は、あまりお勧めできません。
特に毎月のイベント。
第一週金曜「雇用統計」、
値動きが早いんです。本当に。
値動きが早すぎる為、
指標発表の結果が市場にとってポジディブだとしても、一時的にネガティブとして扱われる可能性があるんですよね。
雇用統計とは▽
非農業部門雇用者数とは農業部門を除いた雇用者数の事(サラリーマンなど農業以外の雇用者数)で景気動向との連動性が非常に高いため注目されています。非農業部門雇用者数と失業率は米雇用統計の一部で米国では最も注目される指標の一つです。
YJFX
結果の捉え方は人それぞれなので、理不尽なことが起こりやすいという個人的感覚です。
因みに、
本日2020年9月4日(第一週金曜)の経済指標カレンダーです。

赤枠内の「21:30」発表の「非農業部門雇用者数変化」と「失業率」に注目。
※2020年9月4日14時ブログ執筆時では雇用統計の結果は出てません
結果が予想を上回れば、買い。
結果が予想を下回れば、売り。
という流れになるのが基本。
ですが、
必ずしも「短期」では、そうならないのが現実。
結果が予想を上回ったのもかかわらず、何故か暴落。
こういうの結構多いです。
機関投資家はトレンドを確認してから市場参入
これはかなり重要です。
機関投資家は顧客に良いポジションを見せたいので、必ずトレンド確認後に参入してきます。
個人投資家の共食い後に仕掛けてくるということ。
株トレードも為替トレードも、一緒です。
つまり、
「機関投資家の投資スタイルは基本的にトレンド順張り。」
を前提にエントリーポイントを定め、トレードしていくのが効率的。
ですが、
初心者の方は、機関投資家の参入ポイントを探るより、
ポジションを持たずに慣れるまでチャート観測しましょう。
まず「チャートに慣れる」ことが大事。
土日の要人発言に注意

金曜のポジションを閉じることが出来ず、週をまたぐと当然リスクは高くなります。
突如とした政策発表などにより、金曜日に発生したトレンドと逆に走ることがあります。
この場合、
逆に形成されたトレンドのほうが強くなる傾向があるので、反対ポジションを持ち続けると強制損切まで持ってかれることも多々。
自動売買(EA)を使用していたとしても、レート飛びにより損切されない事例があるので注意です。
兎に角、
「週またぎのポジション保有はリスクが高い。」
ということをしっかり覚えておきましょう。
週明けのトレンドに乗る
週明け後のトレンド形成後からエントリーしても全く問題ないです。
欲をいうと、週明けの指標発表後。
厳密には「SQ」も考慮した戦略を組まなければなりませんが、
FX初心者の方は気にしなくていいです。
結構ややこしいので、
まずは「チャートに慣れる」が大事。
まとめ
✔ 第一週金曜のトレードは極力避ける
✔ 週またぎでポジションを持たない
私は約6年ほどFXの経験を積んでますが、金曜のトレード成績は極端に悪いです。
参考までに。
松原真司
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