マレーシアの医療グローブ関連銘柄が下落しました。
原因はTop gloveの「強制労働問題」
先週から強い買いが続いていたので、良いトレンドが発生。と浮かれていましたが
さっそく悪いニュースの発表。(こちらに詳しく書いてます→Reuters)
とりあえず、
初動で仕掛けていた投資家の利食いによる下落であると自分に言い聞かせながら、気にせずテクニカル分析します。
こういう時は、狼狽せずマイペースに。

・トップグローブと比較
以下のチャートは「トップ・グローブ」とグローブ関連銘柄の株価上昇の比較です。
スーパーマックス(青)の伸びが良いですね。
短期はチャートこちら
※2020年7月16日時点


長期で見るとこんな感じ。
とりあえず、
グローブ関連銘柄の時価総額1位の「トップ・グローブ」を抱いていれば問題なさそうです。
※悪いニュースが出ても気にしない方限定
・トップグローブ以外の銘柄
その他関連銘柄は「コンフォート」が面白いかもしれません。
しばらくグローブ関連銘柄の株価を見てましたが、
コンフォートの値動きだけ他に比べて遅れているように感じました。
ということで、
「コンフォート」以外のグローブ関連銘柄を指標にすることで、短期トレードでも遊べる
・米国株【モデルナ(MRNA)】に注目
マネクリ(マネックス証券)の記事を引用します。
米国市場はバイオ製薬のモデルナ(MRNA)が開発中のワクチンの臨床検査で参加者全員にウイルスの抗体の生成が確認できたと発表するなど新型コロナウイルスワクチンの開発進展への期待から続伸となりました。ダウ平均は367ドル高でスタートすると取引開始直後に428ドル高まで上昇しましたが、買いが続かず弱含むと昼過ぎに49ドル高まで上げ幅を縮めました。
しかし、その後持ち直すと引けにかけて上げ幅を広げ結局227ドル高の26,870ドルで取引を終え4日続伸となっています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も61ポイント高の10,550ポイントと続伸となりました。
マネクリ(マネックス証券)
バイオ製薬の「モデルナ」が、
抗体に関する発表をしたことで株価高騰。
・マレーシア医療グローブ株との関連性

ワクチン開発の進捗と医療グローブの生産状況の関連性はイコールだと個人的に思っていますが、値動きを見ていると必ずしも、そうではないと感じます。
GDPと株価の関連性が無いと同等、
関連製品の株価にも影響しないということなのかもしれません。
株価というのは投資家の心理のみが反映
良い決算や良いニュースが出ても、株価が下落することがあります。
投資家の心理状態がネガティブであれば、良し悪し関係なく下落ということ。
つまり、
米国株とマレーシア株は関連性はありそうで無い。が正解。
投資が難しく面白いのは、こうした背景があるからですね。

・FXと株について
似ているようで似ていないFXと株ですが、上手に使い分けると良いです。
例えば、
FX → メンタルと資金管理の勉強
株 → 経済の勉強
こんな感じで。
シンプルに使い分けることで、今回失敗したとしても次回に繋げることが出来ます。
投資で途中退場してしまう人の特徴は、
「投機、投資に過度な期待をし過ぎている」
過度な期待せず、最大のリターンを狙い、適度に反省し、日々試行錯誤し続けること。
因みに、
以上が短期トレードの象徴である「FXを副業に選んではいけない理由」でもあります。
松原真司
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