エアアジア・ジャパンについて。
本日の読売新聞の記事を引用します。
格安航空会社(LCC)「エアアジア・ジャパン」が、事業継続を断念する方向で調整に入ったことがわかった。新型コロナウイルスの感染拡大で、旅行需要が低迷していることが要因とみられる。
読売新聞オンライン
29日までに関係機関に方針を伝えた。
同社は、マレーシアを拠点とするアジア最大のLCC「エアアジア」などが出資して、2014年に設立された。17年から中部国際空港(愛知県常滑市)を拠点に運航している。現在、中部と新千歳、福岡、仙台、台北を結ぶ4路線を持っている。
今春、新型コロナの感染が広がったことを受け、全路線を運休とした。8月に運航を再開したが、利用客が少ない状況が続いていた。希望退職者を募集し、約300人の社員のうち約70人の退職が決まるなど、経営をスリム化する努力を続けてきたが、事業継続は難しいと判断した。
現在の株価
AIRASIA X
0.06(1.5円) 前日比▲9.09%
2020年9月30日12時10分時点

AIRASIA GROUP
0.675(17円) 前日比▲0.75%
2020年9月30日12時10分時点

今後のエアアジア
エアアジアの航空事業は縮小されていますが、打つ手が無くなったというわけではなさそうです。以前まとめています→【マレーシア株】エアアジアが新しいエンジニアリングサービス部門を設立<今後の航空関連株について>
- テクノロジー主導のMROサービスプロバイダーになることができるとCEOは語る
- 旅客機を飛ばさなくても収益を得られるサービスを開始
今後に期待です。
松原真司
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