
ウォレットとして完成度の高いArgentが、デビットカード機能を追加してきた。
還元率・手数料・リアルでの使い勝手のバランスがよく、選択肢として十分ありだと感じた。
XapoやKASTといった他のCryptoカードにも強みがある中で、Argentはどんな立ち位置になるか。
それぞれの良さを整理しながら、Argentの特徴をまとめてみる。
STRK還元がシンプルで分かりやすい
- 初月:10%還元(最大$150)
- 2ヶ月目以降:3%還元(最大$150/月)
- 年間合計:最大$1,800相当のSTRK還元
利用額に応じてSTRKが返ってくる仕組み。
上限も高めで、リワード目的でも実用的な設計になっている。
手数料まわりがかなり軽い
- USDCをそのまま使える(1USDC = $1)
- チャージ手数料ゼロ
- ガス代なし
- 為替手数料ゼロ
ATM引き出しも対応している
- 月$800までは無料引き出し可
- 超過分は2%手数料(ATM機側の別手数料は考慮必要)
現金が必要になる場面にも一応対応している。
各カードの特徴と違いを簡単に整理
- Xapo:BTC残高で直接支払いができる。BTC運用を軸にしたい人に向いている。
- KAST:Solanaチェーンで運用。物理カードが届くのが早く、チャージ型でON/OFFを切り分けたい人に合う。
- Argent:ETH系USDCをそのまま使える。チャージ不要・手数料ゼロ・STRK還元付きで、普段使いに適している。
→ 比較記事はこちら:
KAST vs Xapoカード比較
「保有」から「使う」へ
トークンを保有するだけでなく、日常で自然に使える形へと進化してきたのを感じる。
Argentのようなカードは、そうした流れの中での一つの実例。
→ 関連記事:
仮想通貨は「使ってナンボ」時代へ
まとめ:Argentは一枚持っておいて損のないカード
STRK還元、USDC直利用、手数料ゼロ。
この条件が揃っていて、かつ発行ハードルも低いとなれば、選択肢としては十分強い。
Xapo・KASTと合わせて使い分けると、それぞれの特徴がより生きる。
今後の仕様変更やリワードの変化はあり得るが、現時点では持っていて損はない一枚。
▶ Argent Metal CardのFAQ(詳細解説)はこちら


