
コロナ対策として、国民一律10万円の給付が決まりそうですね。まだ決定ではないので二転三転しそうな気はしますけど、とりあえずは良しとしましょう。給付方法は、現金手渡し、振り込み、電子マネーと全く決まっていないようですが、とにかく必要な人までに届くスピードが大事だと思います。
ただ、今回のコロナ拡大は完全に収束するまで10年近くかかる可能性があるとの話もありますから、現在の時点で10万円の給付が無ければ生活出来ない方々は今後も給付が必要になり続けることになります。
昔、スペインで流行ったスペイン風邪なるものは今回のコロナと同じようなものだったと言われています。このスペイン風邪は収束までに2年ほどだったようですが、今と昔では医療技術や世界経済が大きく異なるので本気で封じ込めれば2年以内に収束する可能性は高いです。しかし、これはウイルスだけの場合。
経済的には表面上のコロナ収束による金融緩和の撤退が火種となり、積み上げられたバブルは弾け市場は再び大暴落。そうならないように日銀と年金ファンドが色々と調整するのでしょうが、本当に調整できるのであろうか。単純にここが個人的に気になるところ。多少の経済回復があっても国に買われている銘柄に入っていなければ、その銘柄は落ちたままになる。つまりはコロナウイルスの拡大が収束しても一部を除く経済の全回復には相当な時間がかかると私は感じる。
今後は格差がとんでもなく広がり、今まで溜まったツケを払う時代に突入するので覚悟しておく必要がありますね。
松原真司